インネの日記・うたかた

over40 癌闘病、モラハラ離婚、日常雑記、本映画、育児、アンチエイジングなど

老いと生きる

2021から2022の年末年始は日本で過ごした。

 

なんでまたこの時期にわざわざ日本に帰ったのかというのはまた書きます。

 

今回の帰省では私にとって大きな事件があり

考えることが多かった。

 

 

ひとつのテーマが「老い」。

 

 

老いは誰にでもやってくるもので、

まぁるく人生に織り込むようにいい年のとり方をしていければいいと思う。

 

それとは別で

私は大病を乗り越えたというポジティブな暫定的結果があるにしろ

病気のせいで 心身ともに とても老いた。

 

老いたという話を同年代の友達とすると

「年だもん、私もそうだよ」という話になる。

 

最近の症状として病院で報告すると

「あなたは回復しているのだからネガティヴなことに目を向けなくていい」と言われる。

 

どちらの言うこともわかる。

でもそうじゃなくて、

私は年齢よりもずっと老いているのだ。

 

元気になってきて「普通のオバサン」に見えるけど

中身はもっと一般的な意味で年齢が進んだ状態。

 

いろんなことがうまくいかないことが歯がゆい。

もちろんできないことや気になることに対して

自分から働きかけていくことが大事だと知っている。

中年女性が長く寝たきりだったのだから

一気に取り戻すことはできない。

少しずつできることをやるしかない。

 

外から見ると私はぼやけた生活を送っているように思われるだろう。

もっと動け。もっと考えろ。

ポジティブに進め。

わかる。そうしたい。

 

言い訳にしたいのではない。

私は老いている、その事実をまず認めて欲しい。