映画「美しい星」で宇宙船を呼ぶ
最近、ほぼ映画のことしか書いてないけど、また映画記録。
またまた吉田大八監督「美しい星」(2017)を見ました。
偶然です!やっぱり呼ぶのかな〜
(最近「騙し絵の牙」2021と「クヒオ大佐」2007も観たのだ!
あとふたつでコンプリートだ。こうなるとなんだか観たくなる)
なんか最近、リリーフランキーばっかり見てる気がする。
前回書いた「ブランク13」の癌で亡くなったお父さんもそうだった。
役者さんは父、リリーフランキー、母、中嶋朋子、息子、亀梨和也、娘、橋本愛です。
なかなかいいバランスの家族です。
原作はなんと、三島由紀夫のSF小説(1962)だそうで、未読です。
三島由紀夫の本は、爽やかなやつ2冊しか読んでなくて
SFも書くのかと驚き。本人お気に入りらしいし、読んでみたい。
以下ネタバレ。
映画は小説を大胆解釈してだいぶ違うそうだけど、
私は結構好きなタイプでした。
家族は自分のことをそれぞれ、火星人、水星人、金星人だと思ってるんだけど
それが本当なのか、思い込みなのか最後まで両方の可能性があるところがいい。
勢いのある動きも楽しいし。
私も一緒に宇宙船を呼んだ、笑
原作と違い、お母さんだけ地球人設定なのも、ちょっといじけてていい。
お父さん、また癌で亡くなるんだけど、、、
リリーフランキー何回癌で死ぬつもりだ。
そしてその前に観たのが「星の子」(2020)
これまた偶然「美しい星」同じく、母親が怪しい水の販売にはまるのだ。
こちらの方が宗教メインで
親の影響を受ける子供たちの現実を描いている。
こちらの家族は父、永瀬正敏、母、原田知世、娘、芦田愛菜ちゃん。
永瀬正敏久しぶりに見たな。
ドラマ「妻、小学生になる。」に出てて、感じがいいなと思っていた。
岡田くんが最低なだけの先生で、いいところなしでおかしかった。
岡田くんのキレ役、いいね。
なんか稚拙な感想だ。
「美しい星」観る前に観たので、だいぶ忘れてきてるのよ、笑
子供たちだけがバスに集められ
普通に楽しそうに遊んでいるシーンがあって
その普通加減に、本当らしさを感じた。
子供たちにとっては、宗教とか関係なく、
同世代の子たちで集まってお泊まりに行くの楽しいってだけなんだろう。
そんなところから、宗教が日常になってしまうんだろう。
経験の少ない子供たちを懐柔して巻き込んでいく恐ろしさを感じた。
これは黒木華が出ていれば間違いないだろうと思って観たのだった。
そして今日は「ちょっと今から仕事やめてくる」(2017)
「今日は会社やすみます」じゃないよ、笑
黒木華ちゃんが出ているから間違いないだろうと、、、
いや、黒木華ちゃんは悪くない。
これはちょっと。。話が悪いのか、演出が悪いのか。。
なんとも言えない作品でした。
最初の方で想像したストーリーそのままだった。
これでGO出したのが驚き。
こういうこと言う人いる。
演技がうますぎるのだろうか。自然すぎて怖い。
そして福士くんの演技が浮いている。
福士くんのこの個性、どうすればいいんだろうね。(なに目線?)
主役は工藤阿須加、この人よく顔を見るのに、名前を初めて知った。
最近の子たちはみんな名前が個性的で覚えられる気がしない。
記録は以上。