インネの日記・うたかた

over40 癌闘病、モラハラ離婚、日常雑記、本映画、育児、アンチエイジングなど

今日の映画「騙し絵の牙」

今日も映画。

料理をしながら見る映画を探していたら、結局最後まで観ることになる。

夕飯は豚挽き肉と野菜、緑豆春雨炒め、目玉焼きのせ。

甘辛中華味が最近好きで、そればっかり。

 

今日の映画タイトルは「騙し絵の牙」

文芸出版業界の裏側をエンターテイメント風に描いた作品。

監督は吉田大八監督。

クヒオ大佐」「パーマネント野ばら」

桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の4作を観てます。

これは期待できますね。と、くるところなんですが

リストの最初に偶然あったから選んだのであって

観終わった後、ウィキで調べました。

 

 

「桐島、」を思い出す、ラストに向かって集まってくる感じ。

文芸編集というちょっと地味そうな業界を、面白く描いていて飽きさせない。

最後まで楽しめたけど、ちょっと説教臭さを感じました。

いや、昨日より面白かったです、笑

映画おすすめ度は★3って感じ。

 

原作は塩田武士さん。

読んだことないな。

映像作品化されている、ドラマ「歪んだ波紋」を観た。

他の作品も気になります。

 

 

今日の映画「遠くでずっとそばにいる」

今日は久々オペラ。

オペラを観たというのに、その後家で観た映画のことを書くという。

長澤雅彦監督、倉科カナ主演の「遠くでずっとそばにいる」2012年。

 

 

オペラのおやつに持っていったサンドイッチを結局食べず

食べながら見るように見始めたら、最後まで観ちゃった。

 

音楽は岩井俊二監督!

この予告にも流れている主題歌がいいな、と思って調べたらびっくり。

しかも全然見つからなくて、歌手の方も知られていない?

すごい透明感があって、素敵な曲だと思うんだけどな。

 

記憶喪失モノ、あんまり好きじゃないけれど

今まで全然気にして観ていなかった倉科カナ演じる主人公がよかった。

記憶喪失してるのに、カラッとしてる具合がいい。

病気とともに生きる身としては、こんな感じで生きたい。

 

ストーリーとしてはやっぱり過去が気になって、、

という真実を紐解いていく感じもちょうどいい塩梅。

ご当地フィルムと呼ばれるらしいが

秋田ロケーションもぴったりくる。

 

なんて思いながら観ていたら、最後のクレジットで

原作脚本は狗飼恭子さん。

 

むむむ、知ってるぞ。

オレンジが歯にしみたから」から「あいのような」ものくらいまで

当時5冊くらい読んでる。

ウィキによると歳が近い。若い頃から書いてたんですね。

読み続ける本と読まなくなる本って何かな。

ずっと似たようなものをいいなと思ってるのかな。

ちょっとまた読んでみたくなりました。

 

そんな感じで寝たのが5時。ダメだ、、、ひとしきり後悔。

 

サウンドトラックCDも絶盤になってる。

岩井俊二監督なのに全然推してないし。

いい曲なのにな。

何か理由があるのか?

 

私の推しアイドル

出会いは2017年。

Youtubeで偶然出逢ったアイドルグループに突然はまってしまった。

正直な気持ちを書きたいのでグループ名の記載は避ける。

 

突然大好きになって

即ライブチケットを買って日本へライブに行った。

「アイドル」と呼ばれるジャンルなのでファンの年齢層が若い。

でも、若者にとっては30過ぎたらオバサン一括りだからいいや、

と思って、推しメンカラーのブルーのワンピースで参戦。

思う存分、手をぶんぶん振って、飛んで歌って踊って、最高に楽しかった。

 

偶然、お隣さんも同世代のおひとりさまで

とても親切にしてくれたのも、ファンを続けたきっかけ。

ブルーのワンピを着ていたので

私の推しメンキーホルダーを下さって

帰りに一緒にビールを一杯飲んだ。

 

(キーホルダーはガチャで

 推しメンのやつが出るまで回し続けなければならない

 あこぎな商売なんだわ)

 

これまで、辛いことが多かったので、笑

そのアイドルグループには随分と励まされた。

周りの友達には、良さが全く理解できないと言われたけれど

なんでだか大好き。

 

音楽業界のプロたちが「これが売れる!」と思って作った楽曲は

どれもこれもキャッチーで、はっきり言うとださい。(死語か?)

どこかで聴いたようなメロディーに歌詞。

たまに一緒に歌いながら笑いそうになる。

なんならダンスもちょっと変。センスがずれてる。

 

昭和歌謡ユーロビート、KーPOPとディズニー音楽をごった煮にした感じ。

ユーロビートとディズニー、初めて聞いても のれる日本人。

売れることを研究し尽くしたKーPOPに

さらに懐かしい感じが加わるとなんだか心惹かれるシステム。

 

ビジネス目的で作られているアイドルは他にもたくさんいるだろうけれど

なぜこんなに好きかと言うと

メンバー本人たちもシステムをわかっていて

その中で葛藤しながらまっすぐに頑張っているのが伝わるから。

みんなブラック企業で一生懸命働く人みたいに真面目で

真剣に前進しようとしている。

絶対いい子たちだと思う。

デビューしてかなり経つのに、擦れてない感がすごい。

どれほど格好つけても、根のよさと素朴さが滲み出てる。

 

シンプルに心を伝えるような歌詞をメンバーが歌うと

ダイレクトに心に響いて、私も頑張ろうって思える。

 

そんな中でもひとりを推しているのは

最初ほぼメンバー内で目立たなかったから。

ほとんどカメラに映らないのである。

全員マイクを持っているが

歌うパートなんてほとんどないし

コーラス部分もマイク音量ほぼ切られている。

想像するにグループ内でこの扱いは相当辛いはず。

曲の方向性を変わり、歌パートを貰えるようになると

ファンからは下手だ、歌うなと散々叩かれた。

私ならマイクを投げ出す。

 

なのに彼は投げ出すことなく(嫌になることも幾らでもあったと思うけど)

他のメンバーをリスペクトしながら自分が伸ばせることを頑張って

歌い、踊り続けた。

だから同じ曲でもいろんなヴァージョンを見て彼の姿を探す。

カメラに一瞬でも映る姿をずーっと追いかけていられる。

 

歌は、はっきり言ってうまくない。

ライブ配信とかで、音響さんの調整によってはめちゃめちゃ音が外れて聞こえる。

それもだんだん上手くなってきた。

彼の歌い始めの曲は、今だドキドキするけれど。

(ちゃんと歌い出せるか、音程外さないか)

 

彼の個性的な声も好きだけれど

やっぱりメンバーみんな好きだし、

それぞれの声が集まる曲が好き。

皆んなを応援してる。

 

だんだんファンとしての想う熱量は減ってきたけれど

私の人生の数年を励ましてくれたことは、いつまでも残ると思う。

ありがとう。

心からの感謝を伝えたい。

 

日曜の午後に4時間「愛のむきだし」

コロナ感染して外に出られない。人に会えない。

5日目に検査して陰性なら外に出られるので6日目に検査したらまた陽性。

明日は10日目、陰性の予定。

 

正々堂々、ひきこもり。

生産的なことをすればいいのだが、

ひたすら食べて、映画かドラマ観て。

 

ずっと気になっていた園子温監督の「愛のむきだし」を観ました。

4時間、続けてじっと観てしまった。。。もう夜やん!

愛のむきだし

愛のむきだし

  • 西島 隆弘
Amazon

(ネタバレあり)

園子温監督といえば

地獄でなぜ悪い」「新宿スワン」「愛なき森で叫べ」と

私の苦手な、ぐったりくるやつで

西島くん(AAA)の演技が高評価されてて

観てみたいなーと思いつつ4時間というのもあり、観てなかった。

 

すごいよかった!

人に勧めずらくもあるけど、

にっしーと満島ひかりに惹きこまれた。

他のキャストの方も世界にはまっていてよかったな。

 

笑ってしまったりしながら

感情の中に、映像の中にいつの間にかいて

「お願い。希望のあるラストを」と祈らずにはいられなかった。

 

にっしーも満島ひかりも踊れるから

アクションにキレがある。

暴力シーン苦手だけど、妙に関心してしまった。

 

満島ひかりの魅力にびっくり。

海でのシーン美しくて

聖書の長いセリフには心を掴まれた。

私の中では満島ひかりベストの映画となりました。

疲れたけど観てよかった。

(グサーっ、血どばーはやっぱり辛い)

 

あと、クラシックの曲が好きな曲が流れて、いい使い方だなと思った。

主題歌はゆらゆら帝国



 

ついでに記録で、昨日は西川美和監督の「すばらしき世界」を観た。

西川美和監督作品は好きなものが多いけど

これはあまり好きではなかったな。

なんか疲れたし、この話じゃないといけなかったのかなぁって疑問。

 

人間の心の機微を描く人だとは思う。

 

だめだ、、、

他に何観たかもう忘れた。こわい。。

これからメモする。

 

ドラマ「ライオンのおやつ」観た。



ホスピスもので泣かせにかかっているのはわかっても泣いた、笑

空気感やトーンがよかったかな。

 

最初の話に戻って、

にっしーが蜷川作品に出た時

歌やめて俳優になりなさいと言われたというのが納得。

「いつかこの恋を(略)」の時はそれほどいいと思わなかったけど

これはすばらしいなぁと思った。

 

いまさらながらオダギリジョーの色気

最近、眠たくて、、、いや前からか。

 

明日手術で朝7時に病院に呼ばれているから、

前日の今日はダラダラしよう リラックスして過ごそうと思っていたら

起きたら11時だった。寝すぎ。。

朝7時に呼んでおいて、絶対昼頃まで待たせるつもりだぜ。

 

申し訳ない程度に仕事をして

小豆玄米ご飯なんか炊いてみる。

自家製のカブの糠漬け、オーガニックの卵焼き。

丁寧な暮らし的な感じにまとまってない?

 

ごはんのお供に「真犯人フラグ」を見たら

もう仕事はやる気が起こらず

適当に映画を選んで観た。

 

「メゾンドヒミコ」2005年

当時観て、今回二度目。

 

さっき見た西島秀俊が出ているではないか。

女好きのチャラい上司役、若い〜

それはどうでもよくて

 

オダギリジョーがかっこよくてビックリ!

なにその存在感。

ごめんなさい、いまさらで。

いや、基本的にオダギリジョーはカッコいいし

好きな方の役者さんだとは思っていましたが!

 

wikiによると私、同い年!知らなかった。

デビュー5、6年で、なんだこの存在感と色気は〜!

 

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「メゾンドヒミコ」2005

言いたかったのはそれだけです。

 

ドラマ「とわ子と三人の元夫」で

松たか子オダギリジョーの一緒にマレーシア行こうという誘いを断った時には

「私が行くー」って思ったけど。

 

明日嫌だなー(早起きが!)

 

 

ライオンバンク

ネットで支払いをしていて

「ライオンバンク」と言う文字が飛び込んできた。

 

「ライオンバンク?」

 

新しい銀行ができたのかな〜変な名前だな〜と

一瞬のうちに考えが廻り

廻りながらよく見ると

「オンラインバンク」

 

くだらないけど、笑ってしまった。

私大丈夫かな?

 

夜はよく目が見えないんだよ。

私はもともと視力がよくて

読み飛ばす時は視野をなるべく広く持って

その中を一気に理解すると言う方法をとっていたので

こういうことが起こることになる。

 

ライオンのロゴマークまで頭に浮かんでしまったよ。

 

 

ケモブレイン

「老い」を感じることのひとつに

頭が働かない、ということがある。

 

 

咄嗟に言われたことを理解できない。

判断力、決断力が鈍る。

集中力、記憶力の欠如。

 

作業を始めるのも、続けるのも、終えるのも

億劫で、難しい。

時間がかかる。

 

何かしていて、別のことに気が向いて

前にしていたことを忘れてしまう。

 

言葉が出てこない。

記憶が持続しない。

 

常に頭が霧がかっている感じ。

 

私は抗がん剤治療はしていないけれど

ケモブレインと同じ症状。

http://hospital.luke.ac.jp/about/approach/pdf/ra22/4/research_activities_4_2_1.pdf

 

厄介なのはアラフィフへ突入という時期で

「年齢的にそんなもんだろう」と思われることである。

 

私はひとりでも生きていける。

サポートなしで、という意味で。

でも、いろんなことがうまくいかない。

思考も生活もうまくオーガナイズできない。

 

それを、自分も他人も認めた上で

なんとかしていったほうがいいと思う。

 

無理にポジティブにならなきゃとか

考えなくちゃってならないで

ストレスを減らしていけたらいいな。

 

周りの人も勝手に方向を決めないで

(過敏にもポジティブ信仰にもならないで)

事実をサイズのままに受け止めてくれるといいなと思う。

 

同じことを何度も言うかもしれないけど

許してね、笑